バターコーヒーダイエットとは?
私は夫と出会った15年前の体重は46kgでした。
今では考えられない細さです……。
そこから結婚して、2人の子供を出産。
育児に没頭して自分のことを顧みずに過ごした結果、いつの間にやら20kg以上増量してしまいました。
お腹周りはブヨブヨお肉がいっぱいです。
夫は心の中でサギだと思っているのではないかと思いますが、何も言わないでいてくれています……今のところは。
子育て中を言い訳に、太ってしまった自分を生まれ変わらせるべくダイエットしようと思います。
お金が許すのであればライ○ップやジムなどでパーソナルトレーナーをつけて食事から運動まで面倒みてもらいたいところです。
ですが、子育て中でなかなかジム通いも難しく、そもそもそんなにお金もかけられない。
自分の怠慢でついてしまった脂肪を減らすのに、夫が汗水垂らして働いたお金を使うことはしのびないので、自分でできるダイエットをまずはやってみることにします。
基本ぐうたらなので自分でやるとなると、いきなりライ○ップ的なスパルタは継続する自信がないため、まずは食事の方から攻めて体重が落ちてきたら、プニプニお肉を引き締める運動の方へ移行していく計画にしました。
そこで選んだダイエット方法は、バターコーヒーダイエットです。
なぜバターコーヒーダイエットを選んだのか?
なぜバターコーヒーダイエットにするかというと、前に一度短期間実践したことがあり、その時に実際に効果を感じたからです。
前回はどうしても痩せたいイベントがありそのイベントまでの1ヶ月ほど続けたところ6kg痩せました。
イベントが終わるとともに元の食生活に戻ってしまいリバウンドしてしまいましましたがこのバターコーヒーが美味しくて色々とメリットもあったためこのダイエット方法なら再度続けることができると思ったのです。
このバターコーヒーダイエットは日中の自分の行動のパフォーマンスを上げてくれるものでした。
朝食で糖質を摂らないため、血糖値の上昇がなく、お昼をたべた後にウトウト眠たくなるあの感覚がまったくありません。
このバターコーヒーダイエットをやっている間は本当にパフォーマンスが上がって頭が冴えていることが実感できました。
そのため、ダイエットもできて日々の仕事のパフォーマンスも上がるという一石二鳥のダイエット方法だと思っていたからです。
今回は短期的な結果を求めるのではなく、無理なく長く続けていくことを目標として選びました。
バターコーヒーに興味を持ったきっかけ
そもそものきっかけは少し前にココナッツオイルが流行ったのを覚えていますか?
私はココナッツ自体が大好きなためココナッツオイルを健康に取り入れたいと調べ始めたのがきっかけでオイルを取り入れた食事に興味を持つようになりました。
その後、このジョコビッチ選手の本に出会いました。

ジョコビッチの生まれ変わる食事
〜あなたの人生を激変させる14日間のプログラム〜
もともとテニス観戦が好きなのですが、そのテニスの名プレイヤーであるノバク・ジョコビッチ選手の食生活の中でもココナッツオイルが取り入れられていました。。
ジョコビッチ選手の本には基本的にはグルテンフリーの食生活を行うことについて書かれているのですが、私は彼のアスリートとしてのパフォーマンスがあがった理由として血糖値の乱高下をさせる食生活はよくないと書かれており、炭水化物である小麦を抜くことがいいということがあるのではないかと考えました。
私の食生活でさすがに小麦を全て除去してまで現時点で体の不調を感じているわけではないし、大好きなパンやパスタなど小麦を抜いた食生活なんて考えることができるはずもなく全て実践することは難しかったです。
ですが、ジョコビッチ選手の強さの1つの理由と彼のテニスに対する王者としてのストイックさを知ることができ興味深かったです。
何を、どう食べたらいいのか? 14日で体重5kg減、そして世界制覇―テニス界絶対王者が語る“人生好転・肉体改造のための設計図” たった14日間の簡単な食事プログラムだった!
その後、出会ったのがこの本です。
シリコンバレー式自分を変える最強の食事〜デイヴ・アスプリー著
この本は、ベストセラーになりご存知の方も多いのではないかと思います。
アメリカのシリコンバレーの大富豪デイヴ・アスプリー氏が30万ドルを費やし、140kgあった自分の体重を健康的に痩せさせるために調べ尽くして行き着いた「完全無欠ダイエット」の方法を書いたものでした。
この完全無欠ダイエットで登場するのがバターコーヒーなのです。
シリコンバレー式自分を変える最強の食事
デイヴ・アスプリー著
シリコンバレーで成功したITの寵児が、 膨大な年月と費用を投じて世界中の食とダイエットを研究しつくし、 脳科学から栄養学、生化学まであらゆるエビデンスを総合、 自らの体まで「ハック」し尽くして答えを出した「食と体の真実」とは?
このダイエット方法がとても説得力のあるものだったのと、コーヒー好きな私としては継続しやすいのではないかと思ったのです。
この本で興味深かったのは、ただダイエットをして痩せたいということだけが目的ではなく日々の暮らしの中で自分のパフォーマンスをあげるための方法について書かれていることでした。
具体的にはネタバレになってしまうのと全て実践するのは部分的に考え方が違う箇所もあり、自分の中で取り入れたいと思う部分だけ参考にしています。
主な内容としては、自分が食べる食品の選び方の重要性を説いているのですが全て実践するには現実問題として食費がかさむというかオーガニックや良い食材ばかり購入できません。
そのため、ここだけは譲れないという食品だけは取り入れてあとは取捨選択といった形にしています。
食品の選び方や調理方法、子供にも食べさせたいものなどを知識として得ることができとても参考になるものでした。
バターコーヒーダイエットとは?
この本を参考にして始めようとしているバターコーヒーダイエットについてですがよくある1つの食品(リンゴダイエットやバナナダイエットなど)を食べてダイエットをするといった類のものではありません。
デイヴ・アスプリー氏が推奨する食材で作ったバターコーヒーを朝食がわりに飲むことにより良質の脂質を摂取し空腹感を感じることなく朝からお昼までを過ごすことができます。
そのため、前日の夕食から翌日の朝食はバターコーヒーのみを飲むため固形物を取ることなく昼食までの約15〜18時間を胃と腸を休めることで断続的な断食(ファスティング)状態とすることにより集中力を高め、腸内細菌をコントロールするといったことが重要なポイントとされています。
そして、朝食に糖質を取らないため血糖値が急激に上がるようなことがなくなります。
これは、糖を摂取すると血糖値が上昇し、血糖を下げるためのホルモンであるインスリンを膵臓が分泌するのですがちょうど良い量を調節できるわけではなく過度に大量のインスリンを分泌して血糖値を急激に下げてしまいます。
そうなると、人は頭がぼんやりしたり、脱力感と食物へのさらなる欲求を感じてしまい間食などの食欲へと繋がってしまいます。
空腹感はパフォーマンスを下げ、イライラしたり疲れる原因になります。
1日の生活の中で必要な栄養素を必要なタイミングで摂取することにより空腹感を感じずにパフォーマンスも上がり、無駄のないダイエットを実現するという考えの元に考案されたダイエット方法です。
バターコーヒーダイエット方法
基本的には朝食にバターコーヒーのみを飲むことで朝食を抜くということになるのですが、昼食と夕食の内容も含めて3食をその時間ごとに必要なものを摂取します。
最近流行っている低糖質ダイエットに似ている部分もありますが、炭水化物など糖質を減らして中鎖脂肪酸を多く摂取することで、糖ではなく脂肪を燃やして痩せやすい体を作ります。
中鎖脂肪酸とは、脳の燃料となるケトン体に転換され体脂肪の燃焼も助けてくれるというココナッツオイル・MCTオイル・グラスフェッドバターなどに多く含まれており完全無欠の脂肪とされています。
グラスフェッドバターとは、牧草のみで放牧飼育された牛乳から作られたバターのことで脂溶性ビタミン・抗酸化物質・ヘルシーな脂肪・ビタミンA・E・D・Kをたっぷり含有しているそうです。
バターコーヒーの材料として、最高なのはMCTオイルとグラスフェッドバターから作られたギーだと著者は書いています。
また、体型は9割方食べ物で決まると言い切り、週に1回15分程度だけの運動をすることを推奨しています。
簡単にまとめると
- 朝ごはんは、MCTオイルとギーかグラスフェッドバター(ココナッツオイルでも可)を入れたコーヒーのみにする。
- それ以外は、炭水化物を抜いた野菜多めの低糖質な食事にするが夕食は多少の炭水化物を食べる。
(オススメは冷やご飯とのことなんですがさすがにご飯ぐらい温かいやつ食べたい…ということでなかなか全て実践できないのですが……。) - 週に1回15分程度の運動をする。
とにかくまずは2週間のプログラムをこなすと体の変化を実感できるとあるので試してみて自分に合うと思えば続けることができそうです。
モチベーション維持のためダイエット記録をインスタでも投稿しています。
体重の変化や食べたものの記録なども載せてます。
ご興味のある方は、インスタ も見て下さいね!