新築してからついに10年経過
我が家は今年、家を建ててから10年が経過しました。
築10年目となると家にとっては節目の年になります。
家電なども10年目に故障するという話をよく聞きますが、大型家電の長期保証もだいたい10年できれてしまうと思います。
ハウスメーカーの家の長期保証もだいたい10年目に点検を受けてメンテナンスすると延長してくれる場合が多いかと思います。
我が家のハウスメーカーの保証契約もまさにそれです。
先日、ハウスメーカーから、長期保証を延長するための10年目点検の案内が封書で届きました。
新型コロナの影響でお家の点検に来てもらうのが躊躇われたので、まだ点検に来てもらえていないので、もう少し落ち着いたら点検にきてもらう予定です。
10年間で故障したもの
住宅設備機器
10年の中でお家もだんだん傷んでくるので、いろいろと気になる部分が出てきます。
配管や屋根などあまり見えない部分は傷んできているかもしれませんが、目で見てわかるものや実際に故障したものを挙げてみます。
一番気になっていたのがビルトインの家電や建物に備え付けられているような機械系の設備です。
我が家の代表的な備え付けの設備としては、
・食器洗浄乾燥機(キッチンビルトイン型)
・エコキュート
・浴室暖房乾燥機
・トイレ(2台)
・キッチンのIHコンロとレンジフード
・電動シャッター
などがあります。
やはり機械なので製品寿命や使用状況によってある程度の時期には故障してしまうことが考えられます。
機械の当たり外れもあると思うのですが、もし故障するとビルトインの設備は修理代が高そうなイメージがあって、5年で保証がきれてしまうものも多いので5年過ぎるとドキドキしていました。
この中で実際に故障したものが、1つあります。
我が家は1階と2階にトイレがあるのですが、そのうちの2階のトイレの温水便座トイレが故障しました。
最近のトイレは機械制御になっているものが多いので、我が家のトイレもたまたま故障してしまったようでした。
入居から3年目頃に便座が温まらなくなってしまいました。
冬に便座が冷たくて気がついたんですが、保証期間内だったので無料で修理していただけました。
その後、保証がきれてからは今のところ住宅設備機器で故障したものは今のところありません。
ただその他の設備も、そろそろ製品寿命が近づいているかもしれないので10年目を迎えて家電も含めて故障ラッシュが起きないかとドキドキしています。
ただ感想としては、意外にヘビーに使用しているにもかかわらず、故障せずに長持ちしている方だと思います。
その他の故障
電機関係以外の家の設備などで故障したものとしては、
キッチンの水栓が故障しました。
故障と言うか、経年劣化で水栓の内部のゴムパッキンが割れて、少しずつ水漏れしてしまっていて、ある時一気に漏れてキッチンの下が水びたしになると言う事件がありました。
この時は水栓のメーカーが修理に来てくださり、浄水器一体型のタカギの水栓だったためタカギから修理に来てくださり、安価で水栓や中のホースを交換してくれました。
修理代は、出張費込みで5,000円程度でした。
浄水器のカートリッジの定期購入会員なので安かったみたいです。
水がいっぱい漏れてから気づくのでは床やキッチンの内部にダメージを与えてしまう恐れがあるとのことで、キッチンの中に水に反応するセンサーをつけて下さったので水漏れするとピーっと鳴って知らせてくれます。
その後、水漏れしたことはありませんが、私のミスで水をあふれさせてしまったことがあり、その際はきちんと警告音が鳴っていました。
築10年目で一番気になるお家の傷み
10年住んで、傷みが一番気になっていた箇所があります。
それは、和室の畳の傷みです。
畳も表替えをしたりして長持ちさせるように使用していくべきなんだと思いますが、我が家では10年間特に何もせずそのまま使用してきました。
ちょうど子供が生まれたので和室は子供達の憩いの場となり、子育てに忙殺されて畳のことまで気が回らぬまま使っていました。
普通に使用していればここまで傷まなかったかもしれないのですが、我が家はリビングに和室がつながっている間取りになっています。
そのため、子供達が生まれてからこれまでの間、ずっと和室の上でミニカーなどのおもちゃで遊びまくり、子供が乗れるタイプの車に跨って家中を走らせたりしていました。
すでに、この時点で畳がボロボロになっていて、畳が千切れて細かくなった破片が散らばるようになってしまいました。
決定的なのは小学生の息子がダンスが好きでリビングのTV見ながら、和室で踊るのでさらにひどくなってしまいました。
黒い服を着て畳に座るととてもよくわかるのですが、畳のカスが服につきまくるんです。
それも厄介なのが畳のカスが細かい上に、細い線状の破片なため服や靴下の繊維の間に入りこんでしまい、ちょっと払ったくらいでは全く取れません。
きちんと取らないと次回着た時にトゲのように刺さっていて痛いので、毎回ガムテープなどの粘着テープでペタペタと取り除く羽目になっていました。
ちょうど10年目なので畳を新しくしようかと考えましたが、子供が和室を中心に遊ぶのとダンスを踊るためすぐに傷んでしまいそうなのでフローリングにすることにしました。
ただ、和室をフローリングにするリフォーム費用は高いのと、すでに畳の破片が服につくのに耐えきれなかったため手取り早く、コストを抑えてフローリングにする方法を考えてフローリングマットを敷きました。
その時の記事がこちら。
家づくりは続く
やはり10年使用していると経年劣化は仕方のないことです。
気になる箇所としては、建具のガタ付きなどの細かいところが気になる箇所としてたくさんあります。
故障しているわけではないけれど、歪みやガタつき、軋みなど少しずつでてきました。
リビングのドアはぴったり閉まらなくなってしまいました。
玄関のドアの鍵も少し閉まる時にかたいです。
細かな調整が必要になってきますが、なかなかそのため修理を呼ぶのも難しいので完全に故障していなければそのまま使い続けてしまうんですよね。
子供がおもちゃと共に突っ込んでいって穴のあいてしまった襖。
子供が落書きしてしまったドア。
子供が床におもちゃを落として穴があき、傷のついた床。
挙げていくとキリがないのですが、細かい傷みは年月と共に増えていきます。
でも、そのキズも1つ1つに思い出があるのでそれが家づくりの醍醐味なのかもしれません。
将来の生活を思い描いて設計して、家を建てること。
実際にその家で生活して、家と共に思い出を積み重ねること。
10年の間にいろいろなことがありましたがこの家で過ごすことができて本当に良かったと思います。
これからもお家と共にいろいろなことを積み重ねていきたいですね。
お家はメンテナンス次第で長持ちさせることができると思うので、これからも日々大切にしていこうと思います。
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