家づくり
家を建てる時は、決めなければならないことが多すぎて本当に大変でした。
家の間取りやデザイン・内装・金銭面・保険などなど全てにおいて完璧に考えるのはなかなか難しいです。
でも、一生のうちにそうそうない高い買い物なので取り返しのつかないミスをはしたくないですよね。
家に必要なものはその時々で変わる
家を新築した時は、各部屋の用途をある程度決めて部屋作りしました。
家を建てた時点ではまだ子供がいなかったため、なんとなく子供部屋を作ったりと将来のことを想像しながら間取りを考えたものです。
現在、子供は2人いるのですが子供部屋を2部屋作ったのでちょうどよくなりました。
もし子供ができなければ部屋が余るので1部屋は、シアタールームにするかゲーム部屋か書庫にするなどその時々の状況で変えていこうと思っていました。
逆に子供が双子だったり、3人目ができたりすれば部屋が足りなくなることも考えられるし、人生なんてどうなるかわからないですよね。
そのため、いろいろと可変性を持たせてプランニングできればいいのですが、なかなか将来のことまで考えて決めていくのは難しいです。
間取りから家の中の設備など先々のことまで考えて決めるのは、物凄い想像力が必要です。
新築から10年経過して気が付いた失敗
寝室を広めに作ったんですが、用途を寝室と決めて作ったため照明をオシャレにしすぎてしまいました。
メイン照明は、シャンデリアにしたため雰囲気は最高で大満足。
このシャンデリアは自分で探して購入したお気に入りで、施主支給して取り付けてもらったお気に入りの照明です。
電気をつけるとキラキラした光が天井に映って素敵なんです。
壁紙をアクセントクロスにして、カーテンや建具の色も落ち着いた大人の空間をテーマにデザインしました。
他にも照明をつけたのですが、シャンデリアに合わせたデザインの据付型の照明を窓の両脇に対照に配置しました。
寝室としては超お気に入りの空間です。
しかし子供の成長と共に、他の部屋を子供が使い始めたので、寝室としてだけでなく、子供達の勉強を見たり、自分が仕事をする時にも使いたい・・・など他の用途でも使いたいと思い始めました。
照明の位置が高すぎる
寝室が2階にあり、この部屋だけ遊び心と開放感を求めて傾斜天井にしました。
そうしたら照明がついている場所が普通の天井の高さではなく、傾斜天井なので位置が高いのです。
電球交換の時に大変だろうからと埋め込み型の電動昇降機をつける予定だったのですが、照明の位置と天井の角度などの問題で昇降機を天井内に隠しきれないことが判明して設計段階で諦めました。
電動昇降機を付けていればこんなに悩まなかったんですが、そもそも納まらないので美観を重視した結果なので仕方ありません。
照明がシャンデリアだったので、シャンデリアを吊り下げる分、少し天井よりは照明の位置が下がります。
どうにか脚立で届かないことはないということで昇降機なしにしました。
ただシャンデリア以外の照明に変更しづらいことまで考えていませんでした。
照明が暗すぎる
寝室としてしか考えていなかったので、照明は落ち着く空間を意識してシャンデリアを選んで、ちょっと暗めの照明にしてしまったんです。
もともと私は欧米のような間接照明で少し暗めなのより、明るいのが大好きなタイプです。
寝るだけならいいのですが、どうしても勉強やPCをいじるとなると、電球色より昼光色のシーリングライトのような部屋全体が明るい中で過ごしたいのです。
メイン照明がシャンデリアなので、キャンドル型の電球で1つ1つ天井を照らすので間接照明のようになっていて、実際のところ照明の下側はそんなに明るくなりません。
壁にも、オシャレ照明を付けたんですがこちらも間接照明で上向きに壁を照らすので明るくなりません。
何か作業をするには、手元が暗すぎです。
対策を考える
まず、もう無難に満遍なく安価で明るくできそうなシーリングライトに付け替えてしまおうと考えました。
シャンデリアがもったいないので、できればシャンデリアを生かせないかとシャンデリからもう1つシーリングライトを分岐して付けられないかなども考えたんですが、傾斜天井がネックとなってなかな良い案が見つかりません。
調べてもできるかできないかがわからないことも多くて悩むばかりでした。
結局、今すぐ部屋を別用途でも使用したかったので、リビングと同じようなシーリングライトを付けようと考えました。
リビングのシーリングライトが超明るくてなんでも作業しやすくてお気に入りなんです。
ところが、今度はシャンデリアを外してシーリングライトに付け替えるという作業がなかなか難しいのです。
まず、傾斜天井のため3m以上は高さがあり、家にある脚立では到底届きません。
届いたとしてもシャンデリアを外すのも含め、自分でできる気がしない。
電気屋さんに頼むしかないのですが、調べてみると大手の電気屋さんには家まできて取り付けをしてくれるサービスがありました。
しかし、訪問作業になり、高さが高いために高所作業代が別途かかってしまい作業料金が高くなります。
安価だと思っていたシーリングライトも、畳数が広いのと傾斜天井なので、傾斜天井用を探しているとそれなりにお高いことがわかりました。
そもそも、誰かに作業してもらうためには寝室を片付けるところから始めなければなりません。
これだけの手間をかけて照明を取り換えることを躊躇してしまいました。
一旦、諦める
何か方法はないかと模索する日々でしたがとにかく部屋で仕事をしたかったので、ひとまず手元が明るくなればいいのでは?と考えました。
そこでまず、フロアスタンドライトを購入してみました。
こういうアーチ型のフロアスタンドライトを購入しました。
移動できるので仕事したい時はデスクの上から照らし、読書したい時などはベッドの上から照らしたりできてとっても便利でした。
これでいいのではと思ったんですが、使っているうちにやはり周りが暗いのが気になるんです。
子供に勉強を教えている時などは、どちらかの手元しか明るくならないのもストレスがたまりました。
お悩み解決アイテム発見
もっと全体と照らしてくれるような光量のあるフロアスタンドライトのようなものはないだろうかと調べました。
天井につける照明だと、いろいろな問題があり費用もかかるため、フロアスタンドライトのようなコンセントから電源をとって部屋を明るくできる照明を探しました。
調べているとたまたまある照明に目が止まりました。
見つけたのは、こちら。
出典:AMAZON
蛍光灯型のLED照明です。
コンセントから電源をとるタイプでスイッチもついています。
これなら私の求める昼白色の明るい光量を確保できそうだと思いました。
何より魅力的なのがお値段。
AMAZONで1本だと2,280円ですが、2本セットで買うと3,580円になります。(2020年7月現在)
1本あたり、1,790円でお安い。
求めている光量に足りなかったら増設できるというのも気に入ったポイントです。
早速、購入して設置してみました。
ひとまずどれくらいの明るさになるか想像がつかなかったので、2本同時に購入した方が安くなることもあって2本購入してみました。
こちらにまとめました。
結果
蛍光灯型LED照明2本で十分に明るくなりました。
上からではなく壁に取り付けてサイドから照らすことになるので、部屋全体が明るくなるかどうか心配でしたが壁に取り付けても部屋全体が明るくなって大満足です。
シャンデリアも残すことができて、照明を使い分けながら用途に合わせて利用できるようになったのでしばらく悩まさせられてきた問題が解決しました。
この照明がとっても便利だったので他の部屋にも付けたくなりました。
傾斜天井ではないお部屋につけるならば、天井につけてもいいし、コンセントの位置次第で使い方は広がります。
少し照明が物足りない場所などに簡単に増やすことができるのでオススメです。
後悔しない家づくり
家づくりは、住んでみて後から気がつくことも多く、またその時は必要なくても後から必要になってくるものもあるので、どんなに考えても完璧な家を作るのは難しいと思います。
後からの工夫で補うことはできるので、後からどうにもならない大きなミスだけしないようにというくらいの気持ちで考えるしかないですね。
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